痴呆症(老人性痴呆)とは
痴呆症(老人性痴呆)とは、高齢者に起こる、いわゆるボケの症状を呈する病気を指します。
脳の血管障害や脳梗塞などによって起こる老人性痴呆がもっとも多く、これは脳血管性痴呆と呼ばれます。次に多いのは、加齢によって脳の働きが衰えて痴呆になるアルツハイマー型痴呆症となります。
痴呆症の症状は、物忘れがひどくなることから始まり、症状が悪化すると、自分はだれか、食事はしたか、1時間前に何をしたかさえも思い出せなくなったりするのです。
高齢化社会にともなって痴呆症の患者数が増える一方で、原因の解明や治療法の研究はまだ遅れており、介護する家族の負担の問題、受入施設の整備の問題などが急務となっているわけです。
ちなみに、痴呆症という名称は、偏見や差別を助長しかねないとして最近は使われなくなり、「認知症」が新しい呼称となりました。